MiniLEDバックライト搭載パネル市場~低迷するFPD産業のなか着実に成長
FPD業界は史上最悪レベルの不況に苦しんでいるが、その中でMiniLEDが好材料として挙げられることがDSCCの Quarterly MiniLED Backlight Technologies, Cost and Shipment Report で明らかになった。
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FPD業界は史上最悪レベルの不況に苦しんでいるが、その中でMiniLEDが好材料として挙げられることがDSCCの Quarterly MiniLED Backlight Technologies, Cost and Shipment Report で明らかになった。
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15ヵ月間にわたる下落の後、TV用LCD価格は9月にようやく底を打ち、10月には価格が上昇したサイズもいくつか見られた。現時点の予測では、価格は年末にかけて緩やかに上昇し、Q1'23には史上最低価格より上のレベルで横ばいになる見通しだ。
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2022年10月、米国の消費者物価指数 (CPI) は過去40年間以上の期間で最も高い値からゆっくりではあるが着実な低下を継続した。一方、2021年後半になって急激に下がり始めたTV用LCD価格だが、その下落傾向は今年9月の約1ヵ月間の休止後に再開、その影響は引き続き小売価格へと波及している。
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Appleが同社のウェブサイトに先週掲載した通知によると、新型コロナウィルス感染症拡大防止の制限によって、中国・鄭州市 (Zhengzhou) にあるiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxの主要組立施設が一時的に影響を受けているという。同施設は現在、生産能力を大幅に縮小して操業している。
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2022年のサプライチェーンソースに関する最新の調査によると、iPhone 14モデル向けパネル出荷数は順調に推移し、2021年のiPhone 13モデル向けパネル出荷数を超える見通しであることが明らかになった。
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DSCCが Quarterly OLED Shipment Report 最新刊の「速報版」を発行した。Q3’22におけるOLEDの出荷枚数は前年比17%減となり、その結果、出荷金額は前年比11%減となっている。
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FPDメーカー全社のQ3’22決算発表が完了したことを受け、DSCCではFPD業界プロフィールを更新した。Q3’22には、OLEDに重点を置くメーカー、特にSamsung Displayと、LCDに重点を置くメーカーとの間に大きなギャップが見られた。LCDメーカーにとってはここ数年間で最悪の四半期であり、おそらく史上最悪の四半期だったと言える。
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今週はホリデーシーズンの中心となる販促イベントが展開されるが、ブラックフライデー期間中の小売店ではTVが史上最安値で販売されることになりそうだ。かつてないほどのTV用LCD価格の下落は米国の小売価格に波及し続けており、OLED TVの価格もLCD TVとの競合によって引き下げられ、こちらも史上最安値を記録しようとしている。
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FPD市況環境の低迷により、大部分のFPDメーカーが新規生産能力の決定を延期している。特に状況が厳しいのがLCDで、TV用LCD価格は限界費用レベルに近づいており、BOE会長が「今後はTV用LCD生産ラインの建設は行わない」と示唆したことから、B17+ラインはキャンセルとなり、DSCC予測からも除外された。
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Q2’22に低迷したAdvanced TV市場では、マクロ経済的事象と地政学的事象が重なって、成長の阻害要因となる状況が継続している。Samsungは出荷数、出荷額ともにシェアが低下し困難な四半期となった一方、同社の3大競合企業であるLG、Sony、TCLはいずれもシェアを拡大した。
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