TV用LCD価格はQ3でピークアウトの見通し
2月に始まったTV用LCD価格の上昇は第3四半期も続いているが、それと同時に、LCDメーカーの稼働率上昇により供給も広範囲にわたって増加している。価格はこれまでに、多くのLCDメーカーで利益率がプラスに転じるのに十分なほど上昇しており、TVサプライチェーンは第4四半期の大商戦に向けて在庫を積み上げている。DSCCは現在、LCD価格は9月にピークに達し、供給が豊富なため第4四半期には価格が下落すると予測している。
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2月に始まったTV用LCD価格の上昇は第3四半期も続いているが、それと同時に、LCDメーカーの稼働率上昇により供給も広範囲にわたって増加している。価格はこれまでに、多くのLCDメーカーで利益率がプラスに転じるのに十分なほど上昇しており、TVサプライチェーンは第4四半期の大商戦に向けて在庫を積み上げている。DSCCは現在、LCD価格は9月にピークに達し、供給が豊富なため第4四半期には価格が下落すると予測している。
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5月に開催されたDisplay Week 2023の期間中、Corningがディスプレイ用ガラスの全製品20%値上げを発表しディスプレイ業界のほぼ全員を驚かせた。以降の数ヵ月間でCorningはディスプレイ用ガラス事業で高価格体系を確立し、日本の大手ガラスメーカー2社、AGCと日本電気硝子もディスプレイ用ガラス事業の収益性改善のため価格を引き上げた。
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DSCCの Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report 最新版によると、2023年のFPD製造装置市場予測は、LCD、OLEDともに設備投資見通しが上昇したことで30%引き上げとなったものの、依然として前年比62%減の46億ドルにとどまるという。
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DSCCが発行した Quarterly OLED Shipment Report の速報版によると、Q2’23のOLED出荷数は前期比10%増、前年比2%減の1億7000万枚となった。
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フォルダブル (折り畳み) 型スマートフォンの出荷数はQ2’23に前期比16%増、前年比42%増の220万台となった。ブランド別シェアはSamsungが32%で、30%のHuaweiを僅差でリードしている。HuaweiのMate X3がベストセラーモデル第1位、Pocket Sが第3位で、SamsungのGalaxy Z Flip 4が第2位、Fold 4が第4位となっている。VivoのX Flipは第5位だった。
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DSCCでは2020年と2021年にLCD市況の改善から6期連続でFPD生産能力予測を引き上げたが、その後はLCDメーカーの赤字が続き、延期、中止、生産ライン閉鎖などの理由でQ1’22から7期連続で下方修正している。 Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report の最新予測では前期比1%減、ピークレベルからは14%減となっている。
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中国からの輸入TVに対する米国の関税引き上げの懸念について、DSCCはこれまでに複数の業界関係者から話を聞いている。関係者はいずれも引き上げの「噂」について話しており、Digitimesの記事もこの噂について言及している。この噂には根拠がなく、米国の政治制度と判断がどのように行われるかについての大きな誤解から生じたものである、というのがDSCCの見解だ。
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2027年までのフォルダブル型スマートフォン、ノートPC、タブレット及び搭載FPDの出荷を予測する四半期レポートの最新版がDSCCから発行された。本レポートでは、各ブランドの製品計画、ディスプレイのサプライチェーン、地域構成、出荷予測、パネル価格予測、携帯電話価格予測、ディスプレイフィルムスタックなどの情報を提供している。
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