Blog from November 2024

企業収益

UDCの第3四半期決算~黒字計上も材料販売減速を示唆

November 4, 2024

2024年上半期の好業績を経て、Universal Display Corporation (UDC) が純利益の連続増益を報告した。一方で、材料販売は第3四半期末頃から減速するとの見通しを示した。 同社は現在、第4四半期の材料販売の減少を予想しており、2024年売上高予測を下方修正した。
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FPD装置投資・生産能力

2024年のFPD設備投資、業界回復で47%増の見込み

November 18, 2024

DSCCが Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report 最新版で、FPD設備投資は2023年の低迷から回復し2024年には47%増の73億ドルに達すると予測している。LCD設備投資は2023年に、コロナ禍後のLCD市場の低迷、LCDの大幅な供給過剰、LCDメーカーの純損失などの要因で67%もの大幅削減となったが、その後の2024年は成長率95%でシェア54%となり、主導的役割を果たすと見られる。
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MiniLED

新型MacBook ProがApple製品で初めて量子ドットを採用

November 18, 2024

Appleの新型MacBook Pro M4が同社初の量子ドット採用製品であることが判明した。Appleはこのことを公表していないが、DSCCは分光計を使用し、この新たなMiniLEDベースのノートPCが量子ドット強化フィルムを採用していることを突き止めた。この情報をXとLinkedInに掲載した後、Appleの社員とNanosysの元経営陣からこの事実の追加確認を得た。
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TV

Q3’24の世界TV出荷数は前年比11%増、2四半期連続の前年比成長 [Counterpoint]

November 20, 2024

グローバル市場調査会社 Counterpoint Research によると、Q3’24の世界TV出荷数は前年比11%増の6200万台で2四半期連続の前年比成長を記録、回復基調の継続に対する期待が高まっている。地域別では、日本を除くすべての地域がほぼ均等に成長するなか、特に東欧が24%増と成長をけん引し、北米と西欧の先進市場も高成長を記録した。Samsung Electronicsがシェア15%で首位を維持したが、同社のシェアは前期に比べやや低下した。
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OLED

Applied Materials、次世代OLED製造用の新たなアーキテクチャとツールを発表~Samsung Displayが評価中

November 20, 2024

OLEDはスマートフォン、タブレット、ノートPC、スマートウォッチ、車載製品などに搭載されており、その製造にはFMM VTE (微細金属マスク真空熱蒸着) ツールが使用される。Applied Materialsは同社のソリューション価格を公表していないが、容量7.5Kの第8.7世代ラインでタンデムスタックの場合、FMM VTEツールのコストは5億ドルになることもあり、月間基板容量15KのタンデムOLED生産ラインにおけるFMM VTEの総コストは10億ドルに達する可能性がある。
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