TV用LCD価格月報~国慶節休暇の操業停止で価格が安定
中国の主要LCDメーカー各社による国慶節休暇の操業停止によってQ4'24の供給量が絞られた結果、TV用LCD価格が安定した。DSCCでは、今後3ヵ月間はすべてのパネルサイズの価格が横ばいになると予測しているが、これは史上初めてのことだ。
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中国の主要LCDメーカー各社による国慶節休暇の操業停止によってQ4'24の供給量が絞られた結果、TV用LCD価格が安定した。DSCCでは、今後3ヵ月間はすべてのパネルサイズの価格が横ばいになると予測しているが、これは史上初めてのことだ。
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2024年上半期の好業績を経て、Universal Display Corporation (UDC) が純利益の連続増益を報告した。一方で、材料販売は第3四半期末頃から減速するとの見通しを示した。 同社は現在、第4四半期の材料販売の減少を予想しており、2024年売上高予測を下方修正した。
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DSCCがMicroLED Display Technology and Market Outlook Report 最新版を発刊した。AppleがMicroLED搭載のApple Watchの発売中止を決定したため、今回改訂の予測は昨年版のレポートに掲載の予測とは大きく異なっている。
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先週、上場FPDメーカーのなかで最も小規模であるVisionoxとHannStarの2社がQ3’24の決算発表を行った。本稿では、先週のSamsung Electronicsの分析に加え、Samsung Displayの業績についてもレビューする。
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ドナルド・トランプ氏が第47代米国大統領に選出された。選挙公約が実行に移されれば、ディスプレイを使用する電子製品のサプライチェーンには大きな変化が迫られることになるだろう。
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DSCCが Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report 最新版で、FPD設備投資は2023年の低迷から回復し2024年には47%増の73億ドルに達すると予測している。LCD設備投資は2023年に、コロナ禍後のLCD市場の低迷、LCDの大幅な供給過剰、LCDメーカーの純損失などの要因で67%もの大幅削減となったが、その後の2024年は成長率95%でシェア54%となり、主導的役割を果たすと見られる。
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Appleの新型MacBook Pro M4が同社初の量子ドット採用製品であることが判明した。Appleはこのことを公表していないが、DSCCは分光計を使用し、この新たなMiniLEDベースのノートPCが量子ドット強化フィルムを採用していることを突き止めた。この情報をXとLinkedInに掲載した後、Appleの社員とNanosysの元経営陣からこの事実の追加確認を得た。
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グローバル市場調査会社 Counterpoint Research によると、Q3’24の世界TV出荷数は前年比11%増の6200万台で2四半期連続の前年比成長を記録、回復基調の継続に対する期待が高まっている。地域別では、日本を除くすべての地域がほぼ均等に成長するなか、特に東欧が24%増と成長をけん引し、北米と西欧の先進市場も高成長を記録した。Samsung Electronicsがシェア15%で首位を維持したが、同社のシェアは前期に比べやや低下した。
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OLEDはスマートフォン、タブレット、ノートPC、スマートウォッチ、車載製品などに搭載されており、その製造にはFMM VTE (微細金属マスク真空熱蒸着) ツールが使用される。Applied Materialsは同社のソリューション価格を公表していないが、容量7.5Kの第8.7世代ラインでタンデムスタックの場合、FMM VTEツールのコストは5億ドルになることもあり、月間基板容量15KのタンデムOLED生産ラインにおけるFMM VTEの総コストは10億ドルに達する可能性がある。
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11月も終わろうとしている。iPhone 16シリーズは9月20日に発売されたが、DSCCの Monthly Flagship Smartphone Display Tracker 最新版によると、2024年11月までのiPhone 16シリーズ向けパネル累計調達量は、2023年の同時期におけるiPhone 15シリーズ向けを1%下回る見通しだ。
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