Q1’23のフラッグシップスマートフォン用OLED市場~BOEが過去最高の数量シェア27%を獲得
この記事は 4月26日付 (米国時間) のグローバルコラム BOE Flagship Smartphone Panel Share Surged to a Record 27% in Q1’23 をDSCC Japanのスタッフが全文和訳したものです (4月28日 15:00版)。出典調査レポート Monthly Flagship Smartphone Tracker の詳細仕様・販売価格・一部実データ付き商品サンプル・WEBご試読は こちらから お問い合わせください。
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BOEがQ1’23のフラッグシップスマートフォン用OLED市場で数量シェア27%を獲得、過去最高を記録した。DSCCが先日創刊した新レポート Monthly Flagship Smartphone Tracker で明らかにしている。※DSCCでは、フレキシブルOLEDまたはフォルダブルOLEDを搭載したスマートフォンを「フラッグシップスマートフォン」と定義している。
BOEはQ1’23、Apple、Huawei、Oppo、Realme、Vivo、ZTEの各ブランド向けのスマートフォン用OLEDが出荷数と数量シェアともに目覚ましく成長、出荷数は前年比81%増の約3000万枚に達した。BOEとSamsung Displayとの技術格差は縮小し続けており、BOEはビジネス獲得に向けてChengdu (成都) に新規生産ラインを立ち上げ価格設定を強化、フラッグシップスマートフォン市場における同社のシェアは拡大し続けており、Q1’22の18%からQ4’22には22%に、Q1’23には27%まで上昇している。Q1’23にはフラッグシップスマートフォンが前年比17%増を記録、フレキシブルOLED搭載スマートフォンは前年比18%増、フォルダブルOLED搭載スマートフォンは前年比4%増だった。Monthly Flagship Smartphone Tracker ではスマートフォンに搭載されるすべてのフレキシブルOLEDとフォルダブルOLEDの出荷について2ヵ月先までの予測データも提供しており、BOEがQ2’23も引き続きシェアを拡大すると予測している。
Monthly Flagship Smartphone Tracker はExcelピボットテーブルとPDFレポートで構成、2021年1月以降の主要ブランド全社の300以上のモデルを対象としたデータを収録しています。詳しくは お問い合わせ窓口 までお問い合わせください。