Galaxy S24シリーズ用パネル、1月までの出荷ペースはS23シリーズ用を11%上回る見通し~S24 Ultraが過半数シェア獲得
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この記事は12月11日付 (米国時間) のDSCCグローバルブログ DSCC Sees S24 Series Monthly Panel Shipments Outpacing S23 Series by 11% Through January – S24 Ultra Has the Majority Share をDSCC Japanのスタッフが全文和訳したものです。
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SamsungのGalaxy S24シリーズの発表が期待される同社のイベント、Galaxy Unpackedが1月中旬、これまでのSシリーズ発表時よりほぼ1ヵ月早く開催される見通しだ。DSCCは Monthly Flagship Smartphone Tracker で、10月から2024年1月までのS24シリーズ用パネル出荷数は、昨年のS23シリーズ用に比べて11%増、一昨年のS22シリーズ用に比べて53%増になると予測している。S24シリーズでは、S24、S24+、S24 UltraにLTPOバックプレーンを採用する見込みである (前シリーズではS23とS23+がLTPSバックプレーンを採用) 。また、S24のディスプレイサイズはS23の6.06インチに対して6.16インチ、S24+のディスプレイサイズはS23+の6.61インチに対して6.66インチとなることが、サプライチェーン筋の情報で確認されている。また、S24シリーズには新たに4nm Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3と、一部地域では4nm Samsung Exynos 2400が採用される模様だ。
Monthly Flagship Smartphone Tracker には、Samsung S24シリーズ用パネルの出荷動向やOnePlus Open、Xiaomi 14シリーズ、Vivo X100シリーズなど最近発売されたモデルやその他多くのブランド、フラッグシップモデルの実績に関する詳細データを収録しています。
Monthly Flagship Smartphone Tracker には、主要スマートフォンブランド全社の全モデルを対象としたフレキシブルOLEDおよびフォルダブルOLED出荷の月間実績データと、2ヵ月分の予測データを収録しています。
すべてのフラッグシップモデルを対象に、月間出荷数を以下の項目別に提示します。
- ブランド
- モデル
- ディスプレイサイズ
- フォームファクター
- フォルダブル型フォームファクター
- パネルメーカー
- TFTバックプレーン
- 解像度
- ホール/ノッチ/UPC
- リフレッシュレート
- CoE (カラー・オン・エンカプスレーション)
- MLA (マイクロレンズアレイ)
- チップセットメーカー
- チップセット
- 標準輝度
- ピーク輝度
- デバイス発売日
Monthly Flagship Smartphone Trackerは、FPD材料メーカー、パネルメーカー、OEM、技術開発企業、ブランド、通信会社、財務アナリストなど、OLEDスマートフォンのサプライチェーンに関わるすべての皆様のお役に立つ優れたツールです。ブランド/モデル/パネルメーカー別のパネル出荷実績と短期予測、近日発売予定の次期モデルをご確認いただけます。
DSCCではこのほか、 Quarterly Advanced Smartphone Display Shipment and Technology Report も発行しています。このレポートでは、主要スマートフォンブランド全社を対象としたパネル出荷の四半期実績と詳細なモデル仕様およびトレンドのデータを提供しています。ブランド別、モデル別、またすべてのディスプレイおよび非ディスプレイパラメータ別にOLED搭載スマートフォンセットおよびスマートフォン用OLEDの出荷数データ、出荷額データを掲載、過去実績および今年度見通しは四半期ベースで、2027年までの予測は年間ベースで提示します。さらに、スマートフォンに適用可能なOLEDのテクノロジーとイノベーションのトレンドに関するインサイトも提供します。DSCCのデータベースに収録しているAMOLEDスマートフォンの構成は1300以上にのぼり、基板、TFTバックプレーン、パネルメーカー、リフレッシュレート、チップセットメーカー、設計ルール、5Gネットワークなどの項目によるバリエーションを含んでいます。