FPD生産能力の最新予測
DSCCでは2020年と2021年にLCD市況の改善から6期連続でFPD生産能力予測を引き上げたが、その後はLCDメーカーの赤字が続き、延期、中止、生産ライン閉鎖などの理由でQ1’22から7期連続で下方修正している。 Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report の最新予測では前期比1%減、ピークレベルからは14%減となっている。
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DSCCでは2020年と2021年にLCD市況の改善から6期連続でFPD生産能力予測を引き上げたが、その後はLCDメーカーの赤字が続き、延期、中止、生産ライン閉鎖などの理由でQ1’22から7期連続で下方修正している。 Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report の最新予測では前期比1%減、ピークレベルからは14%減となっている。
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フォルダブル (折り畳み) 型スマートフォンの出荷数はQ2’23に前期比16%増、前年比42%増の220万台となった。ブランド別シェアはSamsungが32%で、30%のHuaweiを僅差でリードしている。HuaweiのMate X3がベストセラーモデル第1位、Pocket Sが第3位で、SamsungのGalaxy Z Flip 4が第2位、Fold 4が第4位となっている。VivoのX Flipは第5位だった。
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DSCCが発行した Quarterly OLED Shipment Report の速報版によると、Q2’23のOLED出荷数は前期比10%増、前年比2%減の1億7000万枚となった。
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DSCCの Quarterly Display Capex and Equipment Market Share Report 最新版によると、2023年のFPD製造装置市場予測は、LCD、OLEDともに設備投資見通しが上昇したことで30%引き上げとなったものの、依然として前年比62%減の46億ドルにとどまるという。
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5月に開催されたDisplay Week 2023の期間中、Corningがディスプレイ用ガラスの全製品20%値上げを発表しディスプレイ業界のほぼ全員を驚かせた。以降の数ヵ月間でCorningはディスプレイ用ガラス事業で高価格体系を確立し、日本の大手ガラスメーカー2社、AGCと日本電気硝子もディスプレイ用ガラス事業の収益性改善のため価格を引き上げた。
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2月に始まったTV用LCD価格の上昇は第3四半期も続いているが、それと同時に、LCDメーカーの稼働率上昇により供給も広範囲にわたって増加している。価格はこれまでに、多くのLCDメーカーで利益率がプラスに転じるのに十分なほど上昇しており、TVサプライチェーンは第4四半期の大商戦に向けて在庫を積み上げている。DSCCは現在、LCD価格は9月にピークに達し、供給が豊富なため第4四半期には価格が下落すると予測している。
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Samsungが7月26日開催の同社イベント、UnpackedでZ Flip 5とZ Fold 5を発表した。昨年の過剰生産によってZ Flip 4とZ Fold 4の生産は8月から10月にかけて最大80%減少、iPhone 14の発売後には勢いが著しく失われたことで、SamsungはZ Flip 5とZ Fold 5に対しては8月から10月にかけてほぼ50%減と慎重姿勢を取っている。
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6月のフラッグシップスマートフォン用チップセット出荷のトップ3は、5nm Apple A15 Bionic、4nm Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2、4nm Apple A16 Bionicという顔ぶれとなった。
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Q1’23に始まったFPD生産ライン稼働率の上昇はQ2’23に加速し、Q3’23も継続している。DSCCが先週発行した Quarterly All Display Fab Utilization Report 最新版で明らかにしている。FPDサプライチェーン在庫はこれまでに通常水準まで削減されており、再補充が需要増加につながっている。
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世界的な需要低迷の影響によってQ1’23に減少したMiniLED出荷は、在庫が減少し需要が回復したことで、第2四半期には通常のレベルに戻ったと考えられる。DSCCの Quarterly MiniLED Backlight Technologies, Cost and Shipment Report 最新版では、MiniLEDが依然としてディスプレイ業界の成長に不可欠な原動力であることが明らかになった。
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