FPDメーカーQ4’22業績プレビュー
1月27日 (金) のLG Displayを皮切りに、今後数週間でFPDメーカー各社の第4四半期決算発表が相次ぐ。2022年第1四半期から第3四半期まで明らかな下降トレンドにあったFPD業界だが、これからは最悪の事態が終わり、回復し始める兆候を探すことになる。
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1月27日 (金) のLG Displayを皮切りに、今後数週間でFPDメーカー各社の第4四半期決算発表が相次ぐ。2022年第1四半期から第3四半期まで明らかな下降トレンドにあったFPD業界だが、これからは最悪の事態が終わり、回復し始める兆候を探すことになる。
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先週開催されたNeedham Growth Conferenceにおいて、Universal Display Corporation (UDC) の社長兼CEOであるSteve Abramson氏が同社の青色燐光エミッター開発の進捗状況について発表した。同氏はSamsung Displayとの長期契約に関する最近の発表についても説明し、UDCの2022年収益予想が5.9億ドルから6.1億ドルの範囲であることを改めて認めた。
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AR/VR/MR分野において、ディスプレイ技術の観点から最も印象的だった展示は、Panasonicの完全子会社であるShiftallが販売するPanasonic製ヘッドセット、MeganeXである。Shiftallはこの製品を「超軽量で6DoFを実現するSteamVR対応VRヘッドセット」と表現している。このヘッドセットはKopinが提供するMicro OLEDディスプレイ (1.3インチで解像度2560 x 2560) を2枚搭載している。
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CES 2023でSamsung Display (SDC)が、自動運転車市場を対象とした新たな車載製品「New Digital Cockpit」を初めて発表した。この製品は34インチと15.6インチのディスプレイを組み合わせたリジッド型OLEDである。大型スクリーンにはスリムベゼルを採用、自動運転時にはエンターテイメントディスプレイとして使用できる。
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TV用LCD価格は2022年9月に底を打ち、第4四半期には価格が上昇したサイズもあったがその上昇は長くは続かなかった。12月から1月にかけて価格に動きは見られず、こう着状態にあるようだ。ほとんどのサイズの価格は第4四半期に上昇したが、値上がり幅はわずかだった。
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CES 2023の会期中、Las Vegas Convention Center Central Hallにて一般公開された主要TVブランドの製品ラインナップ展示は、これまでの年に比べて規模が縮小していた。Sonyは2020年には8K、OLED、LCDを含む各種FPD技術搭載のTVセットを取り揃えた総合TVラインナップを展示したが、2023年のCESではTVの展示を完全に見送ることを決定、今年中に別のイベントでTVラインナップの展示を行うと発表した。
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DSCCが先日発行した Quarterly Advanced Smartphone Display Shipment and Technology Report において、減少が予測されるスマートフォン用OLED出荷額についての詳細データとインサイトを明らかにした。スマートフォン用OLED出荷額は2021年の330億ドルから 2022年には320億ドルに、2023年には310億ドルに減少すると予測されている。
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2022年のAdvanced TVの出荷数は前年比7%増の2130万台、出荷額は前年比1%増の275億ドルに達したと見られる。2023年のAdvanced TV市場は上半期に減速、その後は回復し再び成長に転じると予測される。
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DSCCはAdvanced Notebook PC用FPD (OLEDおよびMiniLED) の出荷実績と最新予測を発表した。Q3’22にはNotebook PC市場全体でチャネル在庫とブランド在庫が増加、またマクロ経済の混乱、消費者需要と商業需要の弱体化によってAdvanced Notebook PC用FPDの成長が鈍化した結果、出荷数が前期より減少した。
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DSCCの Quarterly OLED Shipment Report によると、OLED出荷額は2022年に前年比2%減となる一方、2023年には同2%増の420億ドルに達すると予測されている。モニター、AR/VR、車載の各用途で3桁成長が、またノートPC、TV、タブレットの各用途で2桁成長が期待されていることが、2023年の回復の要因に挙げられている。
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