LCD需給反転するも2021年のLCD市場は絶好調の結果に
2021年のFPD市場は、コロナバブルの恩恵を受け、LCD市場成熟後前例のない大型LCDパネル価格の高騰により、前年比40%増の大きな売り上げ増、1,680億ドル (LCD単独では45%増の1,260憶ドル) まで達する見込みだ。TV用パネル価格は、32インチから55インチまでいずれも
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2021年のFPD市場は、コロナバブルの恩恵を受け、LCD市場成熟後前例のない大型LCDパネル価格の高騰により、前年比40%増の大きな売り上げ増、1,680億ドル (LCD単独では45%増の1,260憶ドル) まで達する見込みだ。TV用パネル価格は、32インチから55インチまでいずれも
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LCDパネルの旺盛な需要と価格の上昇に伴い、新たな大型投資計画が浮上してきた。これに応じてDSCCも製造装置の需要見通しをアップデートしており、特に2023-24年市場を従来予測から大幅に引き上げている。 2020-21年は当初、韓国勢が相次いで韓国国内での大型LCDの生産を停止する予定だったが、旺盛な需要を背景に
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スマホ用FPDの出荷数量は、2020年はコロナ影響で対前年比-8%と大幅な減少であったのに対して、2021年は現時点では+6%程度を予想している。ただしインドなど新興国でのコロナ影響によるさらなる販売低迷が成長率を押し下げるリスクがあると考えている。ブランド別の動向を見ると
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DSCCがSIDと共催した「Display Week 2021」のVirtual Business Conference。このセミナー及び基調講演を取材聴講されたUDDI Technical Writer Ph.D. 鵜飼育弘氏による注目セッションのダイジェストを連載紹介する第三弾!
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DSCCがSIDと共催した「Display Week 2021」のVirtual Business Conference。このセミナー及び基調講演を取材聴講されたUDDI Technical Writer Ph.D. 鵜飼育弘氏による注目セッションのダイジェストを連載紹介する第二弾!
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DSCCがSIDと共催した「Display Week 2021」のVirtual Business Conference。このセミナー及び基調講演を取材聴講されたUDDI Technical Writer Ph.D. 鵜飼育弘氏による注目セッションのダイジェストを連載紹介する第一弾!
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ほぼ1年間続いた大型LCD供給不足が供給過剰へ転換し始めた。米国でのワクチン接種浸透により、コロナバブルは終焉を迎える方向だ。米国消費は、巣ごもり生活による過剰な情報家電・ゲーム機・TV消費が、通常時の娯楽・旅行消費・外食費などへ戻り始めているようだ。米国でのTV販売は
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液晶パネル価格の上昇に伴い、2021年1~3月期のFPDメーカーの業績は利益率が大きく向上している。BOEとInnoluxが18%、AUOが14%を記録したのに対し、有機ELの売上構成比が90%近くを占めるSamsung Display (SDC) は5%、同様に有機EL比率が3%強のLG Display (LGD) は8%にとどまっており、足元では
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AR/VRヘッドセットに関しては近年、GAFAが商品化に向けた動きを積極化している。数多くのスタートアップを買収し2022年の商品化が噂されるApple、ヘッドセットメーカーのOculusを傘下に持つFacebook、ARグラスのパイオニアとして産業用から民生用への参入を図るGoogleなどが、MR (複合現実) 技術も含めて
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OLED需要の増加に伴い、2021年のOLED生産 (基板投入量) は前年比37%増加する見通しだ。モバイル用で同34%増、TV用で同42%増となる。四半期別では、モバイル用は例年季節変動が大きく、上半期に下がる。Q4’20/Q1’21/Q2’21におけるパネルメーカーの生産ライン稼働率は、フレキシブルOLEDが70/58/57%
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