シャープのディスプレイ事業再編を読む~JDI白山工場買収を受けて
シャープは8月28日、JDI白山工場の土地、建物および付帯設備等の資産を3億9,000万USDで取得したと発表した。DSCCとしては、今回の白山工場買収は、既存のアップル向けLCD生産ラインの買収のみが目的ではなく、
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シャープは8月28日、JDI白山工場の土地、建物および付帯設備等の資産を3億9,000万USDで取得したと発表した。DSCCとしては、今回の白山工場買収は、既存のアップル向けLCD生産ラインの買収のみが目的ではなく、
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JDIは8月26日に株主総会を開き、いちごアセットマネジメントからの最大604億円の追加支援を可決した。主力のスマートフォン向け以外の売上高比率を50%に高める方針を明言した。DSCCの見立てでは、シャープがJDI白山工場を買収すると、iPhone向けシャープのシェアが高まり、JDIのシェアは減少する可能性が高い。
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最終回の本稿では、講演資料の第二章『FPD投資動向/基板投入能力編』において解説するFPD製造装置投資額の見通しを紹介する。
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本稿では、講演資料の第四章『FPD次世代パネルコスト比較』において解説する65” TVパネルコスト見通しにつき事前紹介したい。Mini LEDに関してもコメントする。
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本稿では、講演資料の第一章『FPD需要動向』において解説する、FPD TVセット市場につき事前紹介したい。
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本稿では、講演資料の第三章『FPD需給バランス』において解説する、LCD需要とLCD生産見通しにつき事前紹介したい。
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COVID-19のインパクトにより、2020年のWWのTV市場全体は昨年比5%減少する見込みだが、先端技術FPD搭載のTV市場は同+25%増と大きく成長する見通しである。
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アップルのiPhone 2020年ハイエンドモデルの発売は、例年の9月から1~2カ月遅れることになりそうだ。例年なら5月からパネル(セル)の生産、7月中旬からセット生産という流れだが、今年はパネル取り込みの動きがまだない。新型コロナウイルスの影響に加え、独自のRF部品であるアンテナ・イン・パッケージの開発に手間取ったことが要因。
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2020年6月にJOLEDが、中国TCL Tech傘下のディスプレイメーカーであるChina Starと資本業務提携契約を締結、独自の印刷方式OLED製造技術を活用し、TCL CSOTとOLED TVパネルの共同開発を開始すると発表した。これにより、ようやく印刷方式OLED TVラインの投資計画が見えてきたと言えよう。
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想定を大きく上回る大型FPD製品の巣ごもり特需により、2020年全体のLCD需要面積は、前回 (4月) 予測の前年比-7%に対して今回予測は横ばいとなり、同生産面積は+3%と2週間分の過剰生産で年末を終える。対して、2021年の同需要面積は4月予測の+11%に対して今回予測は+6%、同生産面積は2020年末の過剰在庫を解消すべく前年比-1%を見込む。
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